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番鱒日誌

番鱒だから書き放題(!?)

無題

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無題

年を取ると、時間の流れが速くてたまりませんねえ。
1週間が2日くらいの感じでしょうか。
ずいぶんブログを更新してないのを指摘されましたので、言い訳です。

さて、「The Ten-Minute Jazz Warmup」の練習でハラグチさんや私が言ったことを思い出しながらまとめてみます。

1)スゥイングはリズムではない。表と裏のニュアンスである。
楽譜に記されているテヌート、スタカート、アクセントの意味を汲み取ること。
・付け加えると、1拍の表裏は「母音」によって表されます。
 表は「U」、裏は「A」です。つまり、「UAUAUAUA」で1小節。
 練習方法としては、実際に口で「UAUAUAUA(ウアウアウアウア)」と、ゆっくり言ってみる。次に実際に楽器を吹くように唇をあわせて(腹話術みたいに)言ってみる。
 次に長い音符(2分音符くらい)で、実際に楽器でやってみる。だんだん短くして、8分音符(イーブン)でやってみる。
・タンギングは「子音」を担います。ジャズの場合、たいてい「D」とかもっとゆるい場合は「R」です。
 つまり、「DUDADUDA」「RUDARUDA」「UDAUDA」となります。英語ではこれを「Doo-Dah」と記しています。実際には「U-R-D」の間を適度に選択しています。鋭いアクセントが必要なときは「T」を使い「Tah」と発音したりします。
・この母音と子音の組み合わせが、一番大切だと思います。無理にはねようとせず、はねるフィーリングは無意識にまかせる。
 練習ではシンバルがリズムを出しているので、母音と子音さえ意識していれば、自然にスゥイングするはずです。
 また極端に言えば、シンバルがはねてても、母音子音を意識していさえすれば、イーブンで演奏しても違和感はないはずです。

2)4分音符(休符)であろうが、2分音符(休符)であろうが、すべて基本ビートの音符で取る。
つまり、スゥイングやロックだったら8分、16ビートだったら16分で理解して演奏する。すべての音符と休符を、基本ビートのグリッドにはめ込んで演奏すること。
・スゥイングで4分休符がふたつあれば、「ん、ん、」でなくて、「んあんあ」と無音で歌って演奏する。
 休符とは、「休み」ではなくて「無音で演奏する」だと思います。

3)音が大きくなると息をたくさん使って長続きしなくなるので、テンポが縮まってしまう。
・2)で言ったことを意識すると改善されると思います。今回やったように、f・pを入れ替えて練習するのも有効なやり方です。

4)大きい音と力んだ音は違う。同様に、小さい音と力ない音は違う。
・音を大きくするにつれて、上半身や口周りに力が入っていきますが、力が入るところを下げていくように意識するといいでしょう。おへそから丹田、足の裏へと。
逆に小さい音では、息の力が抜けがちなので、柔らかい息が楽器全体にしっかり入っていくように意識しましょう。
・「大きい、小さい」ではなく、「力強い・重々しい、柔らかい・可愛らしい」というニュアンスで演奏するといいでしょう。

5)バンド全体の響きをつねにモニターしながら演奏する。
・この楽譜は、個人個人のウォームアップであるというより、バンドのウォームアップであるように思います。自分をウォームアップしながら、バンド全体のサウンドに耳を向けてみてください。

また次回の練習で気づいたことを、記していきます。

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